親友の市原郷子さんとそれぞれに本を書いてみようか、という話が盛り上がって書いてみたMaryの優しい贈り物 。本を書きたいとか、イラストレーターに出会いたいとか、そういう目的ではなく、
当時、彼女に元気を出してもらいたい一心で、たまたま選んだ手段が本を書くというイベントだった。
不思議なことにその頃は、イラストが得意な広島の友人しむさんとご一緒する機会がたまたま多い時期で、イラストも依頼出来たしと、3人で食事をすることになり、炭火焼きの肉をつつきながら彼女はその日、初対面のしむさんの前でシンプルに心を吐露した。いっぺんに世界が変わるような話ではないが、ずっと堪えていた気持ちをしむさんに話す彼女からこぼれ落ちた短い時間。そう、
のぞみは、叶うように、織りなされている。想像を超えた形で。
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